色々な犬を飼うための覚悟

色々な犬に関する事を書いていきます。

甘えたい犬🆚忙しい飼い主

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YouTubeでも解説動画をアップしているので

よければ見てください😊↓↓↓↓

https://youtu.be/plOKzy2E8fc

 

犬の中には
性格的にとても
甘えん坊な子がいます。
常に飼い主のそばにいたい
視線を向けてほしい
体を触ってほしい
そんな気持ちで
いっぱいです。
こうした犬は
飼い主が家で
過ごしているときには
足元にぴったりくっつき
少しでも部屋から
出ようものなら
「どこ行くの?」と
後を追ってきます。
ソファに座れば隣に飛び乗り
寝るときも
一緒の布団に入りたがる。
まさに「片時も離れたくない」
という態度を
全身で表してくるのです。

ところが
現代の飼い主は
仕事や家事
育児などで
とても忙しい日々を
送っています。
朝は出勤準備でバタバタ
昼間は長時間の仕事
帰宅後も買い物や
食事の支度に追われ
ゆっくり犬と
過ごす時間が
なかなか取れない……。
そんな状況が続くと
「甘えたい犬」と
「忙しい飼い主」の間で
小さなすれ違いが
生まれてしまいます。


甘えん坊犬にとって
飼い主がかまってくれない時間は
とても長く
孤独を感じやすいものです。
留守番中にぬいぐるみを
抱えて寝ていたり
玄関でずっと待っていたり
あるいは寂しさから
いたずらをしてしまうこともあります。
特に知能の高い犬や
人に依存しやすい犬種では
その傾向が強く
「もっと遊んでよ!」と
吠えたり
家具をかじったりして
飼い主の気を
引こうとすることも
珍しくありません。


一方で
忙しい飼い主も
「犬のことを大切に思っている」のは
間違いありません。
ただ、体力的にも
時間的にも余裕がなく
甘えたい気持ちに
すべて応えて
あげられないのです。
その結果
犬が「自分は愛されていないのでは?」と
不安になったり
逆に飼い主が
「ちゃんと遊んであげられなくて申し訳ない」
と罪悪感を抱いたりして
両者ともに
ストレスを溜めてしまいます。


では、どうすれば
「甘えん坊犬」と
「忙しい飼い主」が
うまく共存できるのでしょうか?

ポイントは
短時間でも
濃密なスキンシップ を
心がけることです。
例えば
出勤前の5分間だけでも
しっかり撫でてあげたり
帰宅後に
「お留守番ありがとう」と
声をかけて
抱きしめてあげたりするだけで
犬の安心感は
大きく変わります。
また、知育トイや
おやつを仕込めるおもちゃを使えば
留守中の暇つぶしにもなり
寂しさやストレスを
和らげる効果があります。

つまり
「甘えん坊犬 VS 忙しい飼い主」
という関係は
必ずしも対立ではなく
ちょっとした工夫と心がけで
「甘えん坊犬 × 忙しい飼い主(支え合う関係)」に
変えることができるのです。
犬は言葉を話せませんが
飼い主の態度や
わずかな時間の愛情表現を
敏感に感じ取ります。
たとえ長時間一緒にいられなくても
「大好きだよ」
という想いが伝われば
犬は満足して
心を落ち着けてくれるでしょう。