愛犬をダメ犬にしてしまう行動には
飼い主が無意識に取っているものが多いです。
具体的な行動をわかりやすく
詳しく説明します。
あなたの愛犬との関係をより良いものにしましょう。
一貫性のないしつけ
犬は一貫性がとても重要な動物です。
たとえば、「今日はソファに乗ってもいいけど
明日はダメ」というようにルールが変わると
犬は混乱します。
この混乱は、犬にとってストレスになり
言うことを聞かなくなる原因となります。
改善方法
家族全員でルールを統一し
どの状況でも同じ対応をすることが重要です。
過度に甘やかす
可愛さあまりに
「おやつをたくさんあげる」
「何をしても怒らない」
「常に抱っこする」といった行動を
取ってしまうと
犬は自立心を失います。
また、要求吠えや問題行動が増える原因にもなります。特に小型犬の場合
飼い主の過保護は行動問題を引き起こしやすいです。
改善方法
必要以上に甘やかさず
犬自身が自分で解決する力を育てましょう。
十分な運動をさせない
犬種によっては大量の運動が必要です。
運動不足はエネルギーの発散ができないため
家具を噛む、吠える
飛びつくといった問題行動につながります。
特にボーダーコリーや
ジャーマンシェパードなどの
高エネルギー犬種では深刻です。
改善方法
毎日散歩をするだけでなく
犬の体力に応じた運動をさせてあげましょう。
また、遊びを通じて心の刺激も与えることが重要です。
問題行動を無視または過剰反応する
犬が家具を噛んだり
吠えたりする問題行動をしたとき
何もしないか、逆に過剰に叱るのは逆効果です。
無視すると犬は「これでいい」と思い
叱りすぎると恐怖心を持つだけで
行動は改善しません。
改善方法
問題行動が起きたときには
冷静に対応し
望ましい行動をしたときに褒める
「正の強化」を活用しましょう。
食事管理を怠る
「人間の食べ物を与える」
「不適切な量のエサをあげる」といった行動は
肥満や病気の原因になります。
また、犬が乞食行動を覚えてしまうこともあります。
改善方法
犬専用のフードを
決められた時間・量で与え
家族全員で一貫した食事管理を行いましょう。
社会化を怠る
子犬の頃にさまざまな人や犬
環境に慣れさせないと
成犬になったときに恐怖心から攻撃的になったり
極端に臆病になったりします。
改善方法
子犬のうちに
可能な限り多くの経験をさせ
他の犬や人とポジティブな交流をする
機会を作りましょう。
飼い主がストレスを犬に与える
飼い主がストレスを感じていると
犬はそれを敏感に察知します。
特に、イライラした態度や
怒りっぽい行動は
犬に不安感を与えます。
これが続くと
犬の心身に悪影響を及ぼします。
改善方法
自分自身のストレス管理を心がけ
犬との時間はできるだけ
ポジティブなものにしましょう。
しつけを途中でやめる
しつけは一度覚えさせれば終わりではありません。
たとえば、「待て」を教えたとしても
定期的に練習しないと
犬はそのコマンドを忘れてしまいます。
改善方法
毎日少しの時間でも
しつけを継続し
犬が覚えた行動を強化しましょう。
無視や放置が多い
「忙しいから後で遊ぼう」
「吠えても放置しよう」といった
対応を続けると
犬は孤独感を感じたり
飼い主への信頼を失ったりします。
これが長引くと
問題行動やうつ状態につながることもあります。
改善方法
忙しくても毎日少しの時間を
愛犬との交流に充てるようにしましょう。
叱るタイミングを間違える
犬は行動した直後にしか理由を理解できません。
問題行動から時間が経って叱ると
犬はなぜ怒られているのかわからず
逆に混乱します。
改善方法
問題行動が起きた瞬間に
低い声で短く注意するのが効果的です。
愛犬をダメ犬にしてしまう行動を改善するには
飼い主が犬の心理を理解し
正しい接し方を実践することが鍵です。
少しずつ改善を重ねて
愛犬が幸せに暮らせる環境を作っていきましょう。
YouTubeでも解説動画をアップしているのでよければ見てください😊↓↓↓↓