ボーダーコリーは、非常に賢く
エネルギッシュで
運動能力が高いことで有名ですが
飼う上でのデメリットも多くあります。
その特徴を詳しく説明します。
エネルギーが非常に高い
ボーダーコリーは牧羊犬として作られた犬種で
1日に何時間もフィールドを
走り回るように遺伝的にプログラムされています。
そのため
飼い主には日々の長時間の散歩や運動が求められ
走るだけではなく
フリスビーやアジリティといった
頭を使うアクティビティも必要です。
運動不足だとストレスが溜まり
家具を破壊したり
吠え続けたりする行動を見せることがあります。
忙しい生活をしている人には難しいポイントです。
知能が高すぎる
ボーダーコリーは
「世界で最も賢い犬種」とも
言われるほど知能が高いですが
この知能の高さが
飼い主にとってはデメリットになることもあります。
ボーダーコリーは複雑な命令を理解し
自分で判断して行動できるため
知的な刺激が不足すると退屈を感じ
問題行動に走ることが多いです。
さらに、自分の都合で物事を進めることもあり
しっかりしたトレーニングが必要ですが
その分しつけに手間と時間がかかります。
他のペットや人に対する追跡本能
牧羊犬としての本能が強く残っているため
ボーダーコリーは動く物に対して
追いかけたくなる性質を持っています。
この追跡本能は
小さな子供や他の小動物にも向けられることがあり
予測不能な行動を引き起こすことがあります。
安全のため
飼い主はその習性を理解し
適切な対応をする必要があります。
吠えやすさ
ボーダーコリーは、驚きや警戒
退屈などの理由で吠えることが多い犬種です。
特に、運動不足や知的な刺激が
不足していると吠えやすくなり
近隣住民とのトラブルの原因になることもあります。
吠え癖を抑えるためには
社会化トレーニングや十分な運動が必要です。
繊細でストレスに弱い
ボーダーコリーは非常に感受性が高く
些細な変化や飼い主のストレスにも敏感に反応します。このため、環境の変化や
不安定な家庭環境ではストレスを感じやすく
健康を損ねることがあります。
ボーダーコリーを飼うには
安定した環境と優しい対応が必要です。
トリミングと手入れの手間
ボーダーコリーはダブルコートで
定期的なブラッシングが必要です。
特に季節の変わり目には大量に抜け毛が出るため
家の掃除も頻繁に行わなければなりません。
毛が絡まりやすいため
こまめなブラッシングを怠ると毛玉ができ
皮膚病の原因にもなります。
運動能力が高すぎて、怪我をしやすい
ボーダーコリーはとても活発で
走るのが大好きな犬種ですが
その反面、怪我をしやすい傾向があります。
特にジャンプや急旋回といった動きが得意なため
関節や筋肉に負担がかかり
怪我をすることがあります。
特に若い頃は体の成長に合わせて
運動量を調整する必要があります。
ボーダーコリーは、
非常に賢く活発な犬であり
良きパートナーにもなり得ますが
飼うには多大な努力と時間が必要です。
YouTubeでも解説動画をアップしているのでよければ見てください😊↓↓↓↓