色々な犬を飼うための覚悟

色々な犬に関する事を書いていきます。

#6 ゴールデンレトリバーのデメリット

ゴールデンレトリバーは、その温厚で愛らしい性格から多くの家庭で愛されている犬種ですが、飼う前にいくつかのデメリットも理解しておく必要があります。

ゴールデンレトリバーの主なデメリットを詳しく説明します。

 

大量の抜け毛

 

ゴールデンレトリバーはダブルコートと呼ばれる二重構造の被毛を持っています。

これにより季節の変わり目には大量に毛が抜けます。

特に春と秋には換毛期があり、日常的なブラッシングが不可欠です。

抜け毛は家の中のあらゆる場所に溜まり、掃除が頻繁に必要になるため、アレルギーを持つ家族には不向きな場合があります。

 

高い運動要求

 

ゴールデンレトリバーは大型犬で、非常に活動的な犬種です。

日々の運動は欠かせませんが、これが飼い主にとって大きな負担になることがあります。

毎日の長時間の散歩や運動、さらには精神的な刺激も必要です。

運動不足になると、ストレスや行動問題が発生するリスクが高まります。

 

大型犬としてのスペースの必要性

 

ゴールデンレトリバーは成犬になると体重が30キロ以上になることもあり、大型犬として相応のスペースが必要です。

狭い住環境ではストレスを感じやすく、十分な運動ができない場合、健康にも悪影響を及ぼすことがあります。また、家具やインテリアにもダメージを与えやすいため、スペースを確保できる環境が必要です。

 

高い食事

ゴールデンレトリバーはその体格に見合った食事量が必要で、結果として食費が高額になります。

また食いしん坊で、食べ物への執着が強いです。

拾い食いをすることがあり、誤って有害なものを食べてしまう危険性があります。

経済的負担が大きいことを考慮する必要があります。

 

分離不安の可能性

 

ゴールデンレトリバーは非常に人懐っこく、飼い主に対する依存度が高い犬種です。

そのため、長時間の留守番には向いていません。

分離不安を発症すると、家具を破壊したり、無駄吠えを繰り返すなどの問題行動を引き起こすことがあります。

飼い主が不在の時間が多い家庭では、十分なケアと対策が必要です。

また飼い主に対して、強い愛情を持ちますが、その分嫉妬深い一面もあります。

他のペットや人に対して嫉妬し、問題行動を起こすことがあります。

 

寿命と健康問題

 

ゴールデンレトリバーの平均寿命は10~12年ですが、大型犬であるため老化が早く訪れることがあります。

関節炎、股関節形成不全、肥満、皮膚疾患、さらにはがんなど、健康問題に悩まされることが多いです。

遺伝的に股関節形成不全や胃捻転、癌などの病気にかかりやすいです。

これらの病気は治療が難しく、予防や早期発見が重要です。

これらの健康問題には多額の医療費がかかり、心身のケアも求められるため、飼い主の負担は大きいです。

 

時間と手間のかかるトレーニン

 

ゴールデンレトリバーは賢く従順な性格ですが、子犬の頃には十分なトレーニングが必要です。

特に、噛み癖や飛びつきなどの問題行動を防ぐために、しっかりとしたしつけが求められます。

また、興奮しやすい性格から、他の犬や人との交流には注意が必要で、社会化トレーニングにも時間をかける必要があります。

 

ゴールデンレトリバーは確かに素晴らしい伴侶となりますが、これらのデメリットを理解し、適切な環境とケアを提供できるかどうかを慎重に考えることが重要です。


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